понедельник, 13 февраля 2012
薄桜鬼 幕末花風抄 沖田総司
『茫漠たる闇』
много закорючек夕暮れ刻
薄れゆく光が障子の隙間から刃の如き手を差し伸べる
僕に、共に消えようと誘っているかのように
嗚呼
それもいいかもしれない
この、悲しみとは違う
悔恨とも異なる言の葉にならない思い
全てが、無に帰するのなら
茫漠たる闇、
墨絵のようなこの風景を
一刻も早く、暗黒に塗り潰してくれないかな?
僕の、この侮蔑すべき懊悩を
名づける術もなく、葬るために
幽かなる光、早く逝けばいい
忌々しいこの思いを、どうか照らさないで
――目を閉じて見える闇に、僕は
この病葉の如き身を横たえる。
滅びゆく光、君はまた
明日には輪廻するだろう
その時、君に見えることができるのかどうか
僕は、知らない
ただ、願わくば、光
血飛沫の中で
抜け殻になった僕を、照らさないでおくれ
この終焉に近づく身体
ときに、変化する忌むべきこの身に
ふさわしいのは闇
光の欠片すら見えぬ闇
――目を閉じて見ゆる闇に、
計り知れぬ渦の中に、僕は堕ちてゆく。
もしも、再び
違う時代に生まれ変わることがあるのなら
その時、僕は何を見るのだろう
ここにある曖昧に歪んだ漆黒も
その時は、生まれ変わっているのかな
己と対峙したときだけに生まれる
この懊悩の息の根を止める日
僕は、人知れず宿命の弓に射られるだろう
――目を閉じて見える闇、茫漠たる闇。
そこに散華し
胎内で深く眠る赤子の如く
ひとり、身を横たえるために。
@темы:
okita,
бледносакуры